みずほとソフトバンクがJスコア開始 AIとビッグデータで個人融資を審査

Jスコア みずほ銀行とソフトバンクが共同出資して設立したフィンテック企業


みずほ銀行とソフトバンクが共同出資して設立したフィンテック専門の金融機関「Jスコア」は25日、人工知能(AI)とビッグデータを使った個人向け融資サービスを開始したと発表した。AIが顧客の年収や預金額といった情報に基づいて信用力を点数化し、融資可能額などの貸し出し条件を決める。


上記のようなニュースが9月25日に発表されていたので、早速Jスコアに登録して試してみた。
スコア算出を開始するとチャットボットが質問を開始し、それに回答をしていく形式で、質問も簡単なため入力についてはストレスを感じない。

最初の質問は18項目のみ


質問は18項目で、一般的なスコア算出に取り入れられている項目にはないと思われるものは、最終学歴である。それと気になったのは、他社借入件数と借入金額を回答することになっており、同じような項目をダブルで回答することから、このあたりの点数配分が気になるところである。
回答後にはスコアが1000点満点で点数表示がされ、与信枠と適用利率が表示されるようになっている。
しかしスコアのランクでどの位置にいるのかはわからない。
試しに当社が保有するスコアカードの最低のランクになる項目で回答してみたが、600点未満は、スコアレンディングは利用できませんという表示が出た。

足切りラインは599点?


つまり599点が足切りラインということである。
600点~1000点の範囲にどの程度のランクが刻まれているのかはわからないが、いくつか条件を変え試してみたところ、点数が低くても与信枠が高く利率が低くなるケースがあった。
これは年収の違いによるものであった。

与信枠を年収の3分の1までにしていると記載があったので、巷のスコアで最高と思われる条件を入力すると、年収の3分の1の上限に近い与信枠が回答された。

他社からの借り入れについては、0件より1件借入がある方が与信枠は上がるが、他社借入が2件になると借入金額に関わらず、極端に与信枠が下がるような設定になっている。

実運用では個人信用情報を取得してスコアに反映させることになるので、さらに与信枠は下がりそうである。
試した感想としては、返済負担をかなり意識しているスコアと感じた。

いろいろと条件を変え試してみたが、900点以上のスコアを出すことが出来なかったことから、実運用でのスコア判定の範囲は狭いのではないかと思われる。
他にスコアアップできる可能性のある質問が150項目あるのだが、これはさすがに回答する気力が起きてこなかった。

新聞記事では、今後Jスコアを使用し自行審査を行なうと記載されていたが、プロパー融資まで踏み込むのはまだまだ先の話ではないかとの印象を受けた。

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