3メガ銀、カードローンに自主上限 過剰融資批判受け

10月19日に下記のような報道がありました。

『3メガ銀、カードローンに自主上限 過剰融資批判受け』
三菱東京UFJ、三井住友、みずほの3メガ銀行がカードローンの融資額を利用者の年収の2分の1や3分の1までとする自主ルールを導入したことが19日、わかった。返済能力を十分に確認しない過剰な融資が多重債務問題を再燃させかねないとの社会的な批判に対応。融資額そのものにタガをはめて、過剰融資を防ぐ。


 これは何か変化があるかと、各行のホームページのカードローンのページを覗いて見ましたが、特に変わりはありませんでした。
 今回の対策で気になるのは、年収の2分の1や3分の1に制限するのに際し、他行の借入をどのように考慮しているのかということです。
 今回の対策では1行で借入できる金額が小さくなるわけですが、顧客が借入件数を増やすことについての対策が見当たらないようです。
 顧客が2行目として申し込みをしてきた場合に、すでに他行で年収の2分の1の与信枠のカードローンがあった場合でも、自行ではまったく与信枠を供与しないというようなことは競争上からも出来ないでしょうから、カード枚数が増えてしまう可能性があります。

 今回の自主規制で1行ごとのリスクは小さくなるとは思いますが、多重債務が問題とされているのなら、申込時の返済能力の調査は元より、契約後の定期的な借入額の把握や返済振りを見て、与信枠の調整をされてはいかがかと思います。
 カードローンは他のローン商品より金利が高いわけですから、審査と与信の管理に少し多めにコストをかけてもよいのではないでしょうか。

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